Raphael
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トビトの祈り
1:トビト記 / 3章 1節

彼女のこの言葉を聞いて、わたしは心に深い悲しみを覚え、涙を流した。そしてうめきながら祈り始めた。

2:トビト記 / 3章 2節

「主よ、あなたは正しく、/あなたのすべての業もまた正しいのです。あなたはすべての御業において、/憐れみと真実を示し、/この世を裁かれます。

3:トビト記 / 3章 3節

主よ、今わたしを覚え、/わたしに目を留めてください。わたしの数々の罪ゆえに、/またわたしと先祖たちの無知のゆえに、/わたしを裁かないでください。わたしは御前に罪を犯し、

4:トビト記 / 3章 4節

あなたの掟に従わなかったのです。それゆえ、あなたはわたしたちを、/あらゆる国民の中に散らし、/そこで略奪、捕囚、死を経験させ、/そのためにわたしたちは物笑いの種となり、/あざけり、辱めを味わいました。

5:トビト記 / 3章 5節

あなたが、わたしの罪ある行いに対して下される/多くの裁きは正しいのです。わたしたちはあなたの掟を守らず、/あなたの御前に真実をもって歩みませんでした。

6:トビト記 / 3章 6節

今こそ、御心のままにわたしを裁き、/わたしの魂を取り去り、/わたしが地上から解き放たれ、/土に戻るようにしてください。なぜなら、わたしは生きるよりも/死んだ方がよいのです。わたしが耳にするのは、不当な辱めであり、/わたしは大いなる悲しみに包まれています。主よ、どうぞ、わたしをこの苦しみから解き放ち、/永遠の住まいへ行かせてください。主よ、あなたの御顔をわたしから/背けないでください。なぜなら、死んで辱めを耳にすることのない方が、/生きて大きな苦しみに遭うよりましなのです。」

サラの不幸
7:トビト記 / 3章 7節

その同じ日に、メディアのエクバタナに住むラグエルの娘サラも、父親に仕える女奴隷の一人から辱めの言葉を受けた。

8:トビト記 / 3章 8節

サラは七人の男に嫁いだが、初夜を過ごす前に、そのつど悪魔アスモダイが男を殺してしまったからである。そのことで、女奴隷はサラに言った。「あなたが、御主人たちを殺したのです。あなたは七人の男に嫁ぎながら、どの方の名も名乗らなかったではありませんか。

9:トビト記 / 3章 9節

それなのに、あなたの夫たちが死んだからといって、なぜわたしたちにつらく当たるのですか。あなたもあの方々のもとへ行ったらいいでしょう。これから先、あなたの息子も娘も見たくはありません。」

10:トビト記 / 3章 10節

その日、サラは心に深い悲しみを覚えて涙を流し、父の家の二階に上がり、首をくくろうとした。しかし思い直して、こう言った。「恐らく人々はわたしの父を侮辱して言うでしょう。『お前には愛する一人娘がいたが、不幸を苦にして首をくくってしまった。』そうなれば、年老いた父を悲しませて、陰府に送り込むことになる。だから、わたしが自分で首をくくってしまうよりも、主にお願いして死なせていただく方がよいのです。そうすれば、生き永らえて辱めの言葉を耳にすることもないでしょう。」

サラの祈り
11:トビト記 / 3章 11節

そこで彼女は、両手を広げて窓の方に差し伸べ、こう祈って言った。「憐れみ深い神よ、/あなたとあなたの御名を永遠にほめたたえます。あなたに造られた万物が/とこしえにあなたをほめたたえますように。

12:トビト記 / 3章 12節

今わたしは、あなたに向かって顔を上げ、/あなたを仰ぎ見ます。

13:トビト記 / 3章 13節

どうか、わたしがこの世から解放され、/辱めの言葉を二度と耳にすることの/ないようにしてください。

14:トビト記 / 3章 14節

主よ、あなたはご存じです。わたしがどの夫とも夫婦の関係を持たず、/清い身であることを。

15:トビト記 / 3章 15節

また、捕囚の地で、/わたしの名も、わたしの父の名も/汚さなかったことを。わたしは父にとってたった一人の娘であり、/父にはほかに跡継ぎはありません。また父には、/わたしを妻として迎えるべき近い親族も、/親戚もないのです。既にわたしの七人の夫も死んでしまいました。わたしがこれ以上生き永らえて、/何になりましょう。しかし、もしわたしの命を奪うことを/お望みにならないのならば、/主よ、今わたしに向けられている/辱めの言葉をお聞きください。」

神の計画
16:トビト記 / 3章 16節

トビトとサラの二人の祈りは、栄光に満ちた神に同時に聞き入れられた。

17:トビト記 / 3章 17節

そこで二人をいやすために、ラファエルが送られた。すなわち、トビトの場合は、自分の目で神の栄光を見られるように、目から白い膜を取り除くためであり、ラグエルの娘サラの場合は、トビトの息子トビアに妻として与え、彼女から悪魔アスモダイを引き離してやるためであった。というのは、サラをめとる資格は彼女との結婚を望んだどの男にもなく、トビアにこそあったからである。時はまさに神が二人の祈りを聞き入れられたちょうどそのときであった。トビトが中庭から家に戻り、ラグエルの娘サラは父の家の二階から下りてきた。
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