Raphael
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  〔その日、フィリピの町の群集も一緒になってパウロとシラス〕え責め立てたので、高官たちは二人の衣服をはぎ取り「鞭で打て」と命じた。そして、何度も鞭で打ってから二人を牢に投げ込み看守に厳重に見張るように命じた。この命令を受けた看守は、二人を一番奥の牢に入れて、足にはきの足枷をはめておいた。
 真夜中ごろ、パウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると、他の囚人たちはこれに聞き入っていた。突然、大地震が起こり、牢の土台が揺れ動いた。たちまち牢の戸がみな開き、全ての囚人の鎖も外れてしまった。目を覚ました看守は、牢の戸が開いているのを見て、囚人たちが逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした。パウロは大声で叫んだ。「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる。」看守は、明かりを持って来させて牢の中に飛び込み、パウロとシラスの前に震えながらひれ付し、二人を外へ連れ出して言った。「先生方、救われるためにはどうしべきでしょうか。」二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」そして、看守とその家の人たち全部に主の言葉を語った。まだ真夜中であったが、看守は二人を連れて行って打ち傷を洗ってやり、自分も家族の者も皆すぐに洗礼を受けた。この後、二人を自分の家に案内して食事を出し、神を信じる者になったことを家族ともども喜んだ。
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