Raphael
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 トビトの息子トビヤは、盲目となった父の頼みでメディアに使いに向かうことになり、その道案内としてトビトの同族だというアザリアという若者が同行した。実はこのアザリアはラファエルの化身した姿だった。
 道中、チグリス川で二人は魚を捕まえるが、アザリアはその切り裂いた魚の胆汁と心臓と肝臓を持っていくようにトビヤに言う。理由を問うトビヤにアザリアは「魚の心臓と肝臓は、悪魔や悪霊に取り憑かれている人の前でいぶしなさい。いかなる憑きものもその人から逃げ去ります。胆汁は、眼に白いしみ(白内障のこと)のできた人の眼に塗り、眼に吹き込みなさい。そうすれば治癒します」と語る。
 二人がメディアの町に着くと、アザリアはトビヤにその町に住むトビヤの同族のサラという娘との結婚を勧める。しかし、このサラという娘はアスモデウスという悪魔に取り憑かれていて、今までに七回も結婚しているがいずれの夫も新婚の夜に殺されていた。そのことを噂で聞いていたトビヤはためらうが、さきほどの魚の心臓と肝臓を使えば悪魔を追い払うことができると教える。ためらいつつも、かくしてトビヤとサラは結婚し、新婚の晩を迎える。彼がアザリアに言われたとおりにすると、悪魔は逃げだし、その逃げた悪魔はアザリアが捕らえて縛り上げる。娘の汚名と不幸が解消されたことを喜んだサラの父は、トビヤに財産の半分を明け渡す。そして父からの頼みを果たし、さらに妻と財産を伴って帰ってきたトビヤが、眼を患っていた父トビトにあの魚の胆汁を施すと、それも治癒する。
 この上ない喜びの祝宴の中、アザリアは自らが「七人の天使の一人、ラファエル」であることを告げ、二人は神の威光を知り平伏する。
 こうしてラファエルは癒しと悪魔払いの行いを果たし、さらには旅の安全の天使とも呼ばれるようになる。絵画ではラファエルは杖と水を持った旅人の姿で描かれることが多い。
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