Raphael
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唯一の女性

 ガブリとは、シュメール語で総督、統治者を意味する。天啓、智恵、慈悲、贖罪、約束の天使であり、エデンの園の統治者であり、智天使の支配者である。
 天使とは両性具有の存在であるため、男性でも女性でもないが、このガブリエルだけは絵画においても女性の姿で描かれることが多い。ガブリエルが女性と考えられる理由は、『トビト書』でガブリエルが神の玉座の左側に座していたことにある。昔のユダヤの習慣では主人の左に座を占めるのは女性ということになっていたからだ。しかし、この説はユダヤ、キリスト教では認められているものの、敬虔なイスラム信者には否定されている。

受胎告知

 ガブリエルはナザレの町のダヴィデ家ヨゼフの婚約者であるマリアの前に現れ、イエス・キリストの懐妊を伝える。『マリア、恐れることはないあなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい』『精霊があなたに降り、いと高き力があなたを包む。だから生まれるものは聖なるもの、神の子と呼ばれる』(『ルカによる福音書』)
 また、これに先立ちザカリア司祭の妻エリザベトの前に現れイエスの洗礼者となるヨハネの誕生も告知している。
 キリスト生誕の受胎告知の場面を描いた絵画はあまりにも多い。そこに現れるガブリエルは必ずと言っていいほど、百合の花を持っている。百合の花は聖母マリアの象徴であると同時に、ガブリエルの象徴であり、処女の性を表す。
 ほかに、ガブリエルは天国から離れ生まれ変わる魂を導き、魂が母親の子宮にいる九ヶ月の間見守るという。

聖書の中のガブリエル

 ガブリエルは聖書正典中では、旧約では『ダニエル書』、新訳では『ルカによる福音書』において計四回名前があがっている。前者では大災害が起きることを知らせる幻視をダニエルに見せ、後者はマリアへの受胎告知である。これらの重要な役割を担ったことが、ガブリエルをカトリックでの天使崇拝で特筆すべき地位に当たらせている。
 その他ガブリエルは多数のヘブライ語文献や民話に登場することになっている。『創世記』の記述には特定されていないが、ユダヤ教ではソドムとゴモラの街を滅ぼしたのはガブリエルとされている。
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